焼肉とサムギョプサルの違いって何?

焼肉とサムギョプサルの違いって何?

サムギョプサルという韓国料理を召し上がったことはあるでしょうか?何やら日本の焼肉とよく似た料理のようです。果たしてサムギョプサルとはどういう料理なのでしょうか?日本の焼肉とはどう違うのでしょうか?サムギョプサルという料理に焦点を当ててみましょう。


サムギョプサルって何?

韓国料理のサムギョプサルの「サム」は韓国語で数字の「3」を意味します。また、「ギョプ」が「層」、「サル」が「肉」を意味するので、「サムギョプサル」は「3層になった肉」ということで「三枚肉」という意味になります。

豚バラ肉を使った韓国の定番料理ですが、下味が無い厚切り三枚肉を鉄板で焼きます。使用する鉄板は、余分な肉の脂を落とすスリット付きのものを使用します。

ジューシーな脂のたっぷり乗ったサムギョプサルは、そのままでは胸やけして何枚も食べられません。焼けた肉をハサミで食べやすいサイズに切り、塩やごま油を付けてサンチュ、サニーレタスなどの葉物野菜で巻いて食べます。

また、塩をはじめ近年は味噌やハニーマスタードなど、さまざまな味で楽しむことができます。


サムギョプサルの歴史とは?

韓国料理のサムギョプサルで焼くのは豚バラ肉です。韓国では昔から牛より豚の方が主流だったのかというと、そんなことはありません。実は李朝時代の料理書でも、豚を焼いて食べる調理法はほとんど見られませんでした。

サムギョプサルという料理が始まったのは朝鮮戦争も終わり、1960年代になってからだと言われ、その歴史は思っている以上に浅いのです。

戦後の経済的困窮から少しでも安い肉を人々が求めるようになり、労働者階級を中心に広まっていったとされています。当時は建築現場の資材が鉄板代わりになっていました。

2001年に入るとワインに漬けたり、ハーブで下味をつけたりといった、ひと工夫されたおしゃれなサムギョプサルが登場し、若者らを中心に人気となりました。

2010年代となると韓国で牛焼肉ブームが起こり、高級肉を扱うお店が増えていく中、豚肉もまた品質のよいものが増えていきました。


焼肉ってなに?

肉を焼いたら「焼肉」ということであれば、ステーキをはじめあらゆる肉料理が含まれてしまいます。ただ、牛や豚などさまざまな部位の肉を、タレに漬けて直火で焼きながら食べる料理が焼肉になります。

肉をそのまま焼き、焼いた後にタレを付けるのが一般的ではないかと思われる方も多いでしょうが、そもそもの焼肉のルーツであるホルモン焼きこそが、事前にタレに絡めて肉を焼いていたのです。

ステーキを含め肉料理はいずれも西洋から伝わったものと思われがちですが、焼肉は日本料理になります。


焼肉の歴史とは?

日本で庶民に食肉の文化が広まったのは明治時代のことで、当時は牛鍋などの西洋料理が中心でした。

焼肉のルーツは食糧難に陥っていた戦後のことです。日本人が「放るもん」として捨てていた牛や豚の内臓を闇市で焼いて食べさせるようになり、これが「ホルモン焼き」として人気となりました。後にロースにカルビといった赤身肉が取り入れられ、いわゆる焼肉という料理となりました。

1946年頃、東京の「M館」、大阪の「S園」という焼肉の専門店が誕生しました。現在伝わっている焼肉屋の元祖と言われるのがこれら2店舗です。

その後、数々の焼肉店が開業し、1950年代後半の高度経済成長期の到来とともに焼肉の人気も高まりました。

そして1988年のソウルオリンピックをきっかけに、日本では韓流ブームが巻き起こります。その結果、焼肉屋の人気が爆発的なものとなりました。

現在の日本では、焼肉屋と言っても本格韓国スタイルから高級個室店、リーズナブルな大衆向けチェーン店も多数あれば、最近では1人焼肉専門店も人気を高めています。その時々の時代背景、人々のライフスタイルに合わせて焼肉も日々進化を続けています。


焼肉とサムギョプサルの違いって何?

サムギョプサルは、焼肉とよく似ており肉を焼いて食べるといった調理法は同じです。ただ、焼肉では牛肉のさまざまな部位を用いますが、サムギョプサルでは豚バラ肉の三枚肉を使います。

焼肉とサムギョプサルはお店によりますが、調理過程から異なります。焼肉は1口サイズの牛肉を自分で焼きますが、サムギョプサルはカット前の豚肉をスタッフが調理します。

また、焼肉は焼いた肉にタレを付けて食べますが、サムギョプサルでは塩やごま油を付け、サンチュ、サニーレタスなどの葉物野菜で巻いて食べます。具材は肉だけでなくキムチやスライスにんにく等、薬味と一緒に巻くこともあります。


焼肉とサムギョプサルの違いについて

焼肉のルーツは戦後の闇市でのホルモン焼きで、当時は捨てられるような牛や豚の内臓が使われていました。その後使われる部位がカルビやロースなどさまざまな部位へと広がり焼肉としての料理が確立しました。
タレに漬けたものを焼くことも、焼いた後にタレを付けることもあります。韓国のサムギョプサルは豚バラ肉の三枚肉が使われます。朝鮮戦争の後の1960年代に始まったと言われます。焼けた肉を食べやすいサイズに切り、塩やごま油を付けてサンチュ、サニーレタスなどで巻いていただきます。焼肉では自分で焼くことが多いですが、サムギョプサルではカット前の豚肉をスタッフが調理します。
韓国料理店に入る機会があればサムギョプサルに挑戦し、いつも食べている焼肉との違いを実感してみて下さい。
 

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