焼肉と食べたい1月に旬を迎える野菜とは？ | 新宿で高品質な焼肉を楽しむなら当店をご利用ください

鍋物が恋しい季節がやってきましたが、冬は鍋物だけでなく目の前で焼いていただける焼肉もよく合います。ただ、美味しいからと言ってお肉ばかり口に入れるのはよくありません。ここでは健康のことも考え、焼肉と一緒に食べたい1月に旬を迎える野菜を考えてみましょう。

焼肉と一緒に食べるのがおすすめの野菜に長ねぎがあります。その理由は、長ねぎに含まれる硫化アリルによって、血液の成分をサラサラにする効果が期待できるからです。
焼肉では脂肪やコレステロールを摂り過ぎてしまい、血液がドロドロになりやすいですが、長ねぎに含まれる硫化アリルが防いでくれます。それだけではなく、硫化アリルには強い抗酸化力があるので、免疫力を高め風邪などの病気予防にもなります。
また、焼肉では脂肪や糖を摂りがちですが、長ねぎに含まれる食物繊維により、脂肪や糖の吸収が抑えられる効果も期待できます。 さらに長ねぎにはカリウムも含まれています。これには塩分濃度を調整してくれる働きがあるので、塩分の摂り過ぎによる高血圧予防にもなります。

肉類で摂れる栄養素はタンパク質や脂質に偏りがちです。そのため、キャベツなどの野菜を摂取することで栄養バランスをとる必要があります。
キャベツに含まれる代表的な栄養分としてビタミンUがあります。これは厳密にはビタミンではなく「ビタミン様物質」という部類になり、別名を「キャベジン」と言います。このキャベジンは荒れた胃腸粘膜を修復したり、胃潰瘍の予防に役立ったりする成分です。
脂っこく消化にくい油脂が多く含まれている肉とキャベツを摂ることで、胃腸が守られることになります。
ただ、ビタミンUは熱に弱いという性質があるため、生で食べるのが効果的です。生で食べると脂っこい肉とあっさりとしたキャベツとで、口当たりがさっぱりするというメリットもあります。

栄養バランスの偏りやカロリーの摂り過ぎを解消するために、焼肉と野菜を一緒に食べることは大事です。
その野菜の一つの大根には消化酵素が豊富で、でんぷんの分解を助けるアミラーゼ、脂質の分解を助けるリパーゼ、タンパク質の分解を助けるプロテアーゼなどが含まれ、焼肉を食べた時に消化を助けてくれます。食べ過ぎでの胃もたれや、一緒に飲むお酒の飲みすぎからくる二日酔いなどの予防効果があります。
また、大根には辛味成分であるイソチオシアネートという成分が含まれています。これは殺菌・抗菌作用があるうえに、血行がよくなり代謝も向上するという効果があります。
大根おろしにすることで胃酸の中和作用も期待され、食べ過ぎによる胃もたれ、胸やけ、胃酸過多の諸症状も改善されるというメリットもあります。

水菜には吸収されるとビタミンAに変わるβーカロテンが含まれています。β―カロテンには粘膜や皮膚を健康に保つ、免疫力を高める、肌をきれいにする、などの効果があります。
βーカロテンは油と一緒に食べると吸収効率がよくなるため、脂質の多い焼肉ととても相性がよい組み合わせとなります。 さらに、水菜には血液を作る成分である鉄が含まれています。鉄は吸収されにくいミネラルですが、ビタミンCやタンパク質と一緒に摂取すると吸収効率がよくなります。そのため、タンパク質が多く含まれている肉と水菜を食べることは、鉄を摂取するのにはとても有効です。
他にも、水菜にはストレスや風邪などの病気に対する抵抗力をつけるとされるビタミンCが含まれています。脂っこい肉の途中に水菜のサラダを食べることで、口の中がすっきりするという点もおすすめ理由の一つです。

焼肉を食べる時は、さまざまな栄養素が含まれる蓮根も一緒に食べるのがおすすめです。
その理由は、蓮根にはビタミンCが豊富に含まれているからです。蓮根に含まれているビタミンCはみかんの1.5倍もあります。 ビタミンCは水に溶けやすく、熱に弱いという性質がありますが、蓮根に含まれるビタミンCはでんぷん質で守られているため、加熱しても溶けにくいという特徴があります。
吸収されたビタミンCにより美肌効果、免疫力向上などが期待できます。 蓮根には不溶性食物繊維が豊富に含まれています。これには整腸作用や肥満防止の効果があるため、脂っこい焼肉を食べた時には蓮根を添えるのがおすすめです。
また、蓮根にはカリウムも多く含まれています。カリウムは塩分を体内から排出してくれるという働きがあります。タレなどをつけて食べる焼肉では、塩分過多による血圧上昇を抑えてくれるという効果が期待できます。

冬は焼肉も美味しいですが、脂っこさや栄養の偏りが気になります。
それを解消するには1月が旬の長ねぎ、キャベツ、大根、水菜、蓮根なども一緒に食べるのがおすすめです。長ねぎには血液をサラサラにしてくれる硫化アリルが含まれています。キャベツには荒れた胃腸を修復してくれるビタミンUが含まれています。
大根にはアミラーゼ、リパーゼ、プロテアーゼなど、分解を助ける消化酵素が含まれています。
水菜には油と一緒に食べると吸収率が高まるβ―カロテンが含まれています。
また蓮根には整腸作用のある不溶性食物繊維が含まれています。
これらの野菜は焼肉を食べた時に、口中をリフレッシュしてくれるという効果もあります。次に焼肉を召し上がる時は、1月に旬を迎える野菜を思い出して下さい。