焼肉と食べたい9月に旬を迎える野菜とは | 新宿で高品質な焼肉を楽しむなら当店をご利用ください

日本では9月は「秋」という位置づけになっています。しかし、そうは言っても急に涼しい日がやって来ることはなく、せいぜい朝晩の気温が少し下がる程度です。本格的な秋になるまでパワーの付く焼肉も食べたくなりますが、ここでは焼肉と一緒に食べるのがおすすめの9月に旬を迎える野菜を見ておきましょう。

GI値とは血糖値の上昇度合いを示した数値です。里芋はこのGI値が米やパンなどと比べて低く、消化が緩やかであるという特徴があります。肉に多く含まれるタンパク質も里芋と同じように消化が遅い性質があります。そのため、吸収とうまく迎合して効率よく筋肉の生成に働きます。

また、里芋のネバネバには水溶性のガラクタンとグルコマンナンという2種類の食物繊維が含まれています。ガラクタンという食物繊維には粘着性により食べ過ぎの防止効果があり、糖質の吸収を緩やかにし、血糖値の上昇を抑えるという効果が期待されます。

もう一つのグルコマンナンという食物繊維には血中のコレステロールの低下、血糖値の上昇を抑えるという効果が期待されます。

さらに、里芋にはカリウムが多く含まれています。カリウムには利尿作用の効果があり、過剰な水分と塩分を排出するという効果がありますこのことで、高血圧やむくみの予防が期待されます。

パプリカにはさまざまな栄養素が含まれていますが、特に黄パプリカにはビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは免疫力を高め、風邪などの感染症を予防する働きがあります。パプリカのビタミンCは加熱処理をしてもあまり失われないという特徴があり、お肉と一緒に炒めて食べるのもおすすめです。

また、赤パプリカには特にカプサイシンが多く含まれています。このカプサイシンにも抗酸化力があるため、ビタミンCとの相乗効果で風邪予防の効果が期待されます。また、不要なコレステロールを除去する効果があるので、脂質の多い焼肉を食べるのはおすすめです。

また、黄パプリカの色素にはβクリプトキサンチンという栄養素が多く含まれており、非常に高い抗酸化作用によってメタボリックシンドローム予防やアンチエイジングの効果も期待されます。

さらにオレンジパプリカには、皮膚の細胞の健康維持に関係するβカロテンが多く含まれています。

メキシコ原産で韓国を経由して日本に伝わったとされる唐辛子には、カプサイシン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、βカロテンなどの栄養素が豊富です。また、炭水化物、糖質も含まれていることもあり、味付けに刺激的な辛味を加えるとともにうま味もプラスされます。

辛味成分であるカプサイシンは内臓感覚神経に働きかけることにより、アドレナリンを分泌し発汗作用や強心作用を促す働きがあります。また、消化液の分泌も増え、消化を助けるとともに食欲を増進させるという効果もあります。そのため、焼肉などの脂っこいものの消化を助けてくれることになります。

また、唐辛子に含まれるカリウムには塩分の排出を助ける効果があるので、タレなどに含まれる塩分の摂り過ぎも気になりません。

さらに唐辛子には強い抗酸化作用のあるビタミンEが含まれています。活性酸素を抑制し、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防になります。

パセリは栄養価の高い野菜の一つとして知られています。まず、野菜の中でもトップクラスと言えるほどのビタミンKや鉄分を含んでいます。他にも、βカロテン、ビタミンC、カルシウムなど、美容にも効果がある栄養素も含まれています。

ビタミンKやカルシウムは骨の健康維持には欠かせません。鉄分は特に女性に多い貧血予防の効果があります。

また、焼肉とパセリの組み合わせは風邪予防には最強のコンビです。風邪を予防するには免疫力が必要ですが、それを作り出すのがタンパク質です。そのタンパク質はビタミンCにより吸収力が高まるのです。

パセリにはアピオールという成分が含まれています。これには食中毒の予防や口臭予防の効果があります。焼肉を食べるとにんにくの臭いが気になりますが、パセリに含まれるアピオールという成分が臭いを消してくれます。

パセリには特有の香りと味がありますが、こってりした焼肉の口直しには最高です。

きゅうりには、βカロテン、ビタミンC、ビタミンK、カリウム、食物繊維などの栄養素が含まれています。

βカロテンは皮膚の健康を維持したり、細胞の増殖や文化を促したりする作用があります。また、抗酸化作用、免疫機能の増強にも関わる栄養素です。βカロテンは油と一緒に摂取することで吸収されやすくなるという特徴もあるので、脂っこい焼肉との相性は抜群です。

ビタミンKは骨のタンパク質を活性化させて骨の成形を促す作用があります。カリウムは利尿作用によって塩分を排出する働きがあり、むくみ予防や血圧を正常に保つ働きがあります。

また、焼肉はカロリーの高い料理ですが、きゅうり一本の摂取カロリーは13kcalしかありません。従って、焼肉と一緒に食べてもカロリーが気になることはありません。

きゅうりは水分が豊富で、焼肉の間に挟むことで箸休めになり、口の中がフレッシュになります。

9月に旬を迎える野菜には里芋、パプリカ、唐辛子、パセリ、きゅうりなどがあります。このうち里芋は消化が緩やかな特徴があり、同じく消化が遅い肉に含まれるたんぱく質とうまく迎合して効率よく筋肉の生成に働きます。パプリカのうち、赤パプリカにはカプサイシンが、また黄パプリカにはビタミンC、βクリプトキサンチンが多く含まれています。唐辛子に含まれるカプサイシンにより消化液の分泌も増え、脂っこい焼肉の消化も助けてくれます。パセリには口臭予防に効果があるアピオールという成分が含まれています。焼肉を食べた後の臭いも消してくれます。きゅうりはカロリーが低く、高カロリーな焼肉と食べても気になりません。水分も豊富なため口の中がフレッシュになります。まだまだ日中の暑さは続きますが、これらの野菜を添えながら焼肉を食べ残暑を乗り切りましょう。