牛タンってどんな部位があるの?それぞれの特徴とは?

独特の歯ごたえのある牛肉の部位にタンがあります。皆さんはよくタンをお召し上がりになるでしょうか?このタンは根元から先端にかけて、タン元、タン中、タン先という3つの部位に分かれます。ここではそれぞれの部位の特徴も含め、牛タンについてまとめておきましょう。

牛タンのタン元ってどんな部位?

牛タンの「タン元」という部位は、舌の根元のところになります。タン元は希少な部位で取れる量が少ないため、一般的には最高級部位として扱われます。

 

他の部位よりも運動量が少ないので、あまり筋肉が発達しておらず、脂がかなり乗っていて柔らかく食べやすい部位となっています。

 

値段は他の部位に比べると高価ですが、「柔らかく、脂が乗ったタンが食べたい」という方にはおすすめです。

 

タン元を味わう場合はタン焼きにして、素材本来の味をそのまま楽しむのが人気です。より歯ごたえや脂の乗りを感じられるからという理由で、お店で注文した場合は厚切りで出されることが多いです。

牛タンのタン中ってどんな部位?

牛タンの「タン中」は50cmもの長さがある牛タンの中央に位置し、最も標準的な肉質を持つ部位です。舌の根元に近い「上タン」と、中心からタン先にかけての「並タン」に分けることができます。

 

タン中は赤身と脂のバランスがよく、風味豊かでありながらさっぱりと食べられるという特徴があります。適度な歯ごたえと柔らかさを兼ね備え、凝縮されたうま味を楽しむことができます。一般の焼肉店やスーパーでよく見かけるため、口に入る機会も多い部位です。

 

一般的な食べ方としては、薄くスライスして焼肉にするのが主流です。塩を添えてシンプルに味わうことで、タン中本来の美味しさを堪能できます。

 

牛タン愛好家にとって、タン中は他の部位と比べても食べやすく、その特徴的な味わいを楽しめる部位として高く評価されています。

牛タンのタン先ってどんな部位?

牛タンの「タン先」は、その名の通り舌の先端部分を切り落としたものになります。タン先の特徴は、その硬さです。これは舌先が舌の中でも最もよく動かす部分であり、筋肉が発達しており、逆に脂肪は少なくなっているためです。脂が無いため色は赤みがかっています。

 

食感としては硬くて歯応えがあり、また味も濃いという特徴があります。しかし他の部位に比べると硬くて食べづらい部位であるのも否めません。

 

よく煮込めば多少は柔らかくなり、また独特の臭みも取れるため、スープの具材にしたり、出汁を取る形で使われたりするのが一般的です。

 

スーパーには並ばないこともあり手に入りにくい部位ですが、もしご家庭などで調理される場合は、じっくりと煮込んでスープにして出すか、あるいは細かく切り刻んで食べやすくするなど工夫する必要があります。

牛タンってどうやって捌けばいいの?

牛タンを捌く時、まずはキッチンペーパーなどで血を取り除くことが大事です。その後、塩水につけておけば、よりきれいに血抜きができます。

 

次に皮を取り除きます。先端の硬い部分を切って、そこから包丁を入れていきます。横面の皮から根元に向かって刃を入れることで、比較的きれいに取れます。さらに血管が残らないようにタン下部分を切り取ります。

 

次に上タンを切り取り3mm程度の食べやすいサイズに切り分けます。隠し包丁を入れると火が通りやすく、また柔らかく食べられます。

 

並タン部分は冷やすと切りやすくなります。タン下部分にも隠し包丁を入れて舌触りをよくしましょう。

 

食べきれない場合は必要な分だけを切り分けて、あとはラップでくるみ冷凍しておくと最大1ヶ月程度は保存できます。

なんで海外の人は牛タンをあんまり食べないの?

牛タンの世界における年間消費量のうち、半分が日本で消費されているという統計があります。多くの日本人にとってはお馴染みの部位ですが、海外ではあまりメジャーな食材ではありません。

 

牛タンを使用した料理がある国はメキシコやドイツ、フランスなどわずかで、特にアメリカではタンの部位が、そもそも食用として扱われていることを知らない方も少なくないようです。タン以外にホルモンなどの内臓についても敬遠される傾向があります。

 

タンの場合は、「見た目が気持ち悪い」「食べるものではない」と思う方が多く、事実オーストラリアのスーパーでは普通に捨てる部位になっています。

 

日本では古くから食文化として定着しているだけでなく、メディアの効果もあって牛タンのマーケティングが成功していますが、諸外国では牛タンにスポットライトすら当たらないのが現状です。

牛タンの部位とそれぞれの特徴について

「タン元」は取れる量が少ないこともあり、最高級部位となっています。タン焼きにして、素材本来の味をそのまま楽しむのが人気です。「タン中」は赤身と脂のバランスがよく、風味豊かでありながらさっぱりと食べられる部位です。薄くスライスして焼肉にするのが主流です。「タン先」の部分は筋肉が発達している反面、脂肪は少ないため食感としては硬くて歯応えがあります。スープの具材にしたり、出汁を取る形で使われたりするのが一般的です。牛タンを捌く時、まずは血抜きをします。次に皮をきれいに取り去り、食べやすいサイズに切り分けます。隠し包丁を入れると火が通りやすく、また柔らかく食べられます。牛タンの世界消費量は日本が約半分を担っていますが、外国では牛タンを食べるという文化が定着していないのが現状のようです。焼肉でもあの食感が忘れられず、牛タンのファンになる方が増えています。まだ味わっていない方は是非一度味わってみて下さい。

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